「発酵食品を始めたいけれど、難しそう…」そんな風に思っていませんか?
実は私も最初はそうでした。
でも、味噌作りをきっかけに発酵食品を始めてみたら、暮らしがほんの少し整って、何より心が豊かになりました。
この記事では、発酵初心者だった私が味噌づくりをきっかけに発酵食品にハマった理由と、そこから広がった日常の小さな変化をお話しします。
「やってみたいけど、ちょっとハードルが高いかも」と感じている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
この記事はこんな方におすすめ
- 発酵食品に興味があるけれど難しそうと感じている方
- 味噌や甘酒、ぬか漬けを手作りしてみたい方
- 子どもや家族の健康のために身体にやさしい食事を作りたい方
- 暮らしを丁寧に整えたいと考えている方
発酵食品との出会い|子どものために始めた食材選び

第一子が生まれて育休中だったある日、「この子に、少しでも体にいいものを食べさせたい」
そんな想いが自然と心に芽生えました。
同時に、子どもが大人になるまで元気でいられるように、親としての私自身も健康でいたい。
そんな願いも強くなっていきました。
離乳食を食べてくれない悩みや乳腺炎に苦しんだ経験から、「食べたものが身体を作る」この言葉を意識するようになり、まずは食材選びから整えてみようと考えました。
パルシステムとの出会いが変えた食への意識
そのとき出会ったのがパルシステムでした。特に印象的だったのは「卵」へのこだわり。
一般的な卵は生産性を高めるため、鶏の飼料に抗生物質が使われることが多いのですが、パルシステムの卵は飼料に薬を一切使っていないとのこと。
生産者の方の努力と、本当に身体に良いものを届けたいという姿勢に感動し、パルシステムの定期便を利用するようになりました。
そんな中で出会ったのが、冬に販売される「味噌づくりキット」。「子どもと一緒に作ったら楽しそう!」と思い、初めての味噌づくりに挑戦しました。
パルシステムをお得に試すなら
パルシステムの『定番満足おためしセット』でとってもお得に体験していただけます。どれも安心安全で本当に美味しいものばかりなので、ぜひお試しくださいね!


初めての味噌作り体験|手仕事の楽しさを発見
味噌作りは、パルシステムのレシピとネットで調べた作り方を参考に、見よう見まねで始めました。
味噌作りの基本手順
- 大豆を一晩水に浸す
- 柔らかくなるまで茹でる(思った以上に時間がかかりました!)
- 茹でた大豆を潰す
- 麹と塩を混ぜ合わせる
- 大きく丸めて容器に詰める(空気を抜くように投げ入れるのがコツ!)
- カビ防止のため、味噌の表面に塩をまぶしてラップで密閉
- 塩1kg分を入れたビニル袋を重しとして載せる
ひとつひとつの手仕事が楽しくて、1歳ちょっとだった娘も粘土遊びのような感覚で一緒に楽しんでくれました。
数ヶ月後、自分で仕込んだ味噌を食べたとき、「おいしい!」という感動と一緒に、心の奥からじんわりと嬉しさが広がったのを今でも覚えています。
自分たちの環境や手についている常在菌で発酵した味噌。これは単純に「手作りだから美味しい」ということではなく、“我が家の味”を家族で味わえる、ものすごく豊かで愛おしい時間だと感じました。

発酵食品の世界が広がる|ぬか漬けと甘酒作り
味噌づくりがきっかけで、私はどんどん発酵食品に惹かれていきました。
ぬか漬け
次に挑戦したのはぬか漬け。
実家が料亭を営んでおり、幼い頃から祖母が毎日ぬか床をかき混ぜる姿を見て育ちました。
あの”ぬか床の香り”と”お新香の味”が私の中にずっと残っていて、「自分でもあれが作れたら」と思い、ぬか床を一から仕込みました。
ちょうどよく漬けられると抜群に美味しいんですよね!
甘酒作り
もうひとつ好きになったのが米麹の甘酒(酒粕の甘酒は苦手です)。
米麹甘酒の簡単な作り方
- 炊いたご飯に乾燥米麹と水を加える
- 炊飯器で60℃保温
- たくさん作って冷凍保存
飲みたいときに解凍して飲むのが、私のささやかな幸せの時間でした。
特別な道具がなくても、手間ひまをかけた分、ちゃんと心が満たされる。そんな感覚が少しずつ育っていきました。
↓甘酒の作り方はこちらの記事で詳しく解説しています!

発酵食品が暮らしにもたらした変化
正直に言えば、元々大きな体調不良があったわけではありません。だから劇的に体調が変わったという変化はありませんでした。
でも、手作りしたものの安心感と満足感は全然違います。
発酵食品がもたらした心の変化
- 安心安全な食材:保存料や添加物が入っていない
- 我が家だけの味:常在菌で発酵した特別な味
- 家族の笑顔:美味しいと喜んで食べてくれる
- 食卓の特別感:小さなひと皿が特別なものに
丁寧な暮らしって、インスタ映えするものや完璧なキッチンじゃないと思います。
日常の中で手の届く範囲で、自分に優しくできること。
発酵食品は、そんな暮らしを求めている自分に気づくきっかけでした。

はじめの一歩は、もっと気軽でいい。
「発酵食品は難しそう」「面倒くさそう」と思っている方も多いかもしれません。
でも実は、やってみると本当に簡単なんです。
簡単に始められる発酵食品
- 甘酒:お米と麹を60℃で保温するだけ
- 味噌:大豆を茹でて塩と麹を混ぜるだけ
- ぬか漬け:スーパーで糠床を購入
思っているよりずっとシンプルで、昔のおばあちゃんたちがやってきた感覚を知ることで、日常に取り入れやすいものだと分かります。
発酵食品を始めるコツまずは市販品から
今はどんな材料もAmazonやスーパーですぐ手に入り、市販の乾燥麹のパッケージにもレシピが書いてあります。
特に、ぬか漬けは習慣のようなものだと思っているので、初心者の方には無印良品のぬか床がおすすめ!
ビニル袋に入れたままお好みの野菜を漬けておけば、美味しいぬか漬けの完成です♪
保管は冷蔵庫に入れて、たまにかき混ぜるだけ。
暮らしの中で、ぬかに触れる習慣ができてから、一から糠床を仕込み育てていくと挫折しにくいと思います。
気負わず、ちょっとだけやってみる感覚でチャレンジしてみてほしいです。
まとめ|発酵食品で始める豊かな暮らし
発酵食品を暮らしに取り入れることで得られるのは、単なる健康効果だけではありません。
- 手仕事の楽しさ
- 家族との時間
- 我が家だけの特別な味
- 心の満足感
この記事が発酵食が気になっている方のお役に立てたら嬉しいです。ぜひご自分のペースで楽しんでみてくださいね。


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