はじめに｜うまくいかない人生を変えたいと思ったときに
生きていると、辛いことや嫌なこと、思い通りにいかないことがいくつもありますよね。
でも、何を学んでも、付き合う人を変えても、環境を変えても、なぜか満たされない。
幸せなはずなのに、心が幸せを感じられない。
「私の人生、思うようにいかないな」と思う瞬間、ありませんか？
私にもしょっちゅうありました。
でも、その原因は――
これまで自分がしてきた「選択の積み重ね」の結果であるということ。
そこに気づけていなかったからだと思うのです。
もし今のままの自分が嫌なら――
これまでと“逆の選択”をしてみる。
最近、ある方の配信を何度も聴きながら、この言葉を噛みしめています。
たしかに私は、これまで安心できるほう、好きなほう、安全そうな道を選んできました。
その逆を選ぶのは、正直とても怖い。
どうなるかわからないし、失敗するかもしれない。
でも、やってみなければ何も変わらない。
だから今、思い切って小さなチャレンジをひとつずつ重ねています。
このブログを書くことも、その一つかもしれません。
自分との約束を守ることから始める
私たちはつい、家族や仕事、誰かの期待に応えることを優先してしまいがちです。
本当は疲れているのに「もう少し頑張ろう」と言って休まない。
本当はやりたいことがあるのに、「やるべきことが終わってから」と自分を後回しにする。
優しくて真面目な頑張り屋さんほど、自分を後回しにしがち。
でもそうやって自分ごとの先送りしているうちに、
少しずつ“自分を信じる力”＝自己信頼”が削られていくのかもしれません。
自分との約束を守ることは、難しいようで本当はとてもシンプル。
心の声を無視しない。
それだけでいいのだと思います。
いつ何時でもいちばん大切にするのは“自分自身”。
そう決めて、実行すること。
私もこれまで「良い人でいたい」「先にやってあげよう」と、
人のために動くことが“優しさ”や“正しさ”だと思っていました。
でも、本当の意味で自分が満たされていないのに、
誰かを満たすことなんてできない。
私はその当たり前のことを、長い間見落としていました。
「走る」という逆の選択
そんな私が3週間前に始めたのが、“走ること”。
きっかけは、夫と娘がそれぞれの目標を持ってランニングを始めたこと。
「2人が頑張っているなら、私もやってみようかな」と思ったのがスタートでした。
走る目的はシンプルです。
少し痩せて、体力をつけて、元気に長生きしたい。
そして、もっと自分を好きになりたいから。
初日は1kmで息が上がり、翌日は筋肉痛。
何度も「やめたい」と思いました。
でも走りながら気づいたんです。
最初の数分を越えると、足も体も不思議と軽くなることに。
少しずつ距離を伸ばし、今では往復5kmを息切れせずに走れるようになりました。
3週間続けても体重は1kgも減っていません（涙）
それでも、やめたいとは思わない。
それは「自分のためにやっている」から。
元気に、機嫌よく生きていきたいから。
そして、もっと自分を好きになりたいから。
体重は減らなくても、太ももやお尻が引き締まり、
去年きつかったパンツがすっと履けるようになりました。
数字の変化ではなく、“体感の変化”を感じられるようになった。
それが、私にとって何よりのご褒美です。
自分を後回しにしない練習
毎日、家族のこと、仕事のこと、やるべきことはたくさんあります。
それでも、それらをこなす前に“自分のことを済ませる”時間を取るだけで、
心の軽さがまるで違うというのは大きな発見でした。
自分を先に整えると、やるべきことはちゃんと終わる。
むしろ、そのほうが効率もよくて、心も穏やか。
でも、自分を後回しにすると、
疲れがたまり、気持ちも荒れて、
「今日もできなかった」「また明日」と自己嫌悪のループに入ってしまう。
そうやって少しずつ、自分のことが嫌いになっていく――。
だから私は、これまでの選択とは逆に、
“自分を優先する練習”を始めました。
走る時間を確保することで、
「私の人生をちゃんと生きている」という感覚が戻ってきたんです。
まとめ｜これまでと逆の小さな選択が人生を動かす
「自分のことが好きじゃない」「人生、詰んでるな」
そんなふうに感じている人がいたら、
まずは小さな“自分の願い”を叶えてあげてください。
トイレに行きたいなら、後回しにせず今すぐ行く。
疲れたら「よく頑張ったね」と声をかけて休む。
眠いなら、夜更かしをやめて早く寝る。
痩せたいなら、「明日から」じゃなく今日動く。
好きなコーヒーをゆっくり飲む時間でも、
1日15分の読書でもいいんです。
自分を後回しにしない――その小さな積み重ねが、
やがて人生は動かすのだと思います。
私の小さなチャレンジは始まったばかり。
もっと自分を好きになるために、
もっと自分を大切にするために、
自分との約束を守りながら進んでいきたいと思います。
この先の変化を、またここで綴っていけたらうれしいです。
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