朝の習慣として、私が何度も繰り返しているものがあります。
それが、「感謝ワーク」です。
きっかけになったのは、ロンダ・バーン著『ザ・マジック』という本。
毎朝ノートに「感謝していること」を10個書いていく、とてもシンプルなワークです。
私はこれまで、この28日間のワークを3クール実践してきました。
続けてみて感じているのは、
感謝ワークは、無理やりポジティブになるためのものではない
ということ。
何か特別なことが起きなくても、いつもの毎日の中にある「ありがたいこと」に気づきやすくなりました。
この記事では、『ザ・マジック』の感謝ワークのやり方や、実際に続けて感じた変化、続けるコツをご紹介します。
『ザ・マジック』の感謝ワークとは?
『ザ・マジック』は、ロンダ・バーン著の「感謝」をテーマにした本です。
本の中では28日間にわたり、毎日違った感謝のワークに取り組んでいきます。
その中でも基本になるのが、毎朝、感謝できることを10個書き出すこと。
私はこのワークを朝の習慣として取り入れています。
『ザ・マジック』で基本となる感謝ワークでは、日常の中で「ありがたい」と感じることを毎朝10個書き出します。
普段意識できていない“ありがとう”を探し、言葉にして書くことで、思考が整い、心が落ち着いていきます。
感謝については、心理学の分野でもさまざまな研究が行われています。
感謝することを習慣にすることで、幸福感などのウェルビーイングに良い影響を与える可能性も報告されています。
私自身も感謝ワークを続ける中で、
「足りないもの」より、「すでにあるもの」に目を向けやすくなったと感じています。
朝活で感謝ワークを始めたきっかけ【ザ・マジック】
私が感謝ワークを始めたのは、「時間もお金も足りない」と感じていた頃。
心の方向を見失い、漠然とした不安を抱えていたときでした。
そんな毎日から抜け出したくて心の学びや自己理解を深める中で、さまざまな発信者や経営者の方が
「感謝リストを作るといい」「感謝ワークを毎日続けて人生が変わった」と話しているのを耳にしました。
最初は半信半疑。
けれど、尊敬しているコミュニティ仲間が『ザ・マジック』を実践し、
毎朝の朝活で「今日の感謝と気づき」をシェアしてくれるようになりました。
彼女が変化していく姿を見て、「私もやってみたい」と心が動き、ようやく『ザ・マジック』を手にしたのです。
ここから、私の感謝ワークの28日間が始まりました。
感謝ワークのやり方|毎朝10個の「ありがとう」を書く
私が毎朝やっている基本の流れは、とてもシンプルです。
- 感謝していることを10個書く
- なぜ感謝しているのかを書く
- 一つひとつ読み返す
- 「ありがとう」を意識する
たとえば、
今日も家族みんなが元気でいてくれて、ありがとう。
一緒に朝を迎えられることがうれしいから。
という感じ。
「すごい出来事」を探す必要はありません。
おいしいごはんを食べられた。
ぐっすり眠れた。
今日も仕事がある。
そんな、普段なら通り過ぎてしまうようなことも書いています。
感謝ワークはどんなノートに書けばいい?
感謝ワークのために、特別なノートを用意する必要はありません。
実際、私も感謝ワーク専用のノートは作っていません。
普段ジャーナリングをしたり、考えていることを書き出したりしているノートに、そのまま感謝ワークも書いています。

私が書いている感謝ワークは、こんな感じです。

きれいな文章を書くことは意識していません。
誰かに見せるためのものではないので、そのときに感じたことをそのまま書いています。
大切なのは上手に書くことよりも、
「今日、何に感謝できるだろう?」
と、一度立ち止まって考えてみること。
私はそれだけでも、いつもの毎日の見え方が少し変わるように感じています。
感謝することが思いつかないときは?
毎日10個となると、
「今日はもう思いつかない……」
という日もあります。
そんなときは、特別な出来事ではなく、当たり前すぎて普段は意識していないものを探します。
たとえば、
- 今日も目が覚めた
- 温かいごはんを食べられた
- 家族が元気に過ごしている
- 安心して眠れる家がある
- おいしいコーヒーが飲めた
これくらい小さなことで大丈夫。
むしろ感謝ワークを続けていると、
「当たり前だと思っていたけれど、これってありがたいことだったんだ」
と気づくことが増えてきました。
感謝ワークを続けるコツ|完璧にやろうとしない
続けるために大切なのは、完璧にやろうとしすぎないことだと思っています。
毎日すらすら10個書けるわけではありません。
同じようなことを書く日もあります。
でも、同じことに何度感謝したっていい。
「毎日違うことを書かなきゃ」
と思ってしまうと、それだけで続けるハードルが上がります。
何度も書きたくなるということは、それだけ自分にとって大切なものなのかもしれません。
私はそんなふうに考えて続けています。
私は『ザ・マジック』を3クール実践しました
私が『ザ・マジック』の感謝ワークを始めたのは、一度きりではありません。
これまでに、28日間のワークを3クール実践してきました。
先ほどお見せしたノートも、「感謝ワークだけ」を書いたものではありません。
普段のジャーナリングや、そのとき考えていたことなども一緒に書いています。
だから、ノートを見返すと、そのときの自分が考えていたことや、大切にしていたものも見えてきます。
感謝ワークもジャーナリングも、私にとっては
「自分の気持ちに気づくための時間」なのかもしれません。
3クール続けて感じた感謝ワークの効果
では、感謝ワークをすると本当に人生が変わるのでしょうか。
私は、
「感謝を書いたら、こんな奇跡が起こった!」
というような変化よりも、日常を見る視点が変わったことのほうを強く感じています。
以前なら、
「今日も忙しかった」
「あれができなかった」
「もっとこうだったらいいのに」
と、「ないもの」に目が向くこともありました。
でも毎朝、
「今の私にあるものは何だろう?」
と探していると、
家族が元気でいること。
温かいごはんを食べられること。
仕事があること。
安心して眠れる家があること。
そんな、今まで「当たり前」にしていたものが目に入りやすくなりました。
何かが劇的に変わったというより、
同じ毎日を見る、自分の視点が変わった。
私にとっては、それが感謝ワークを続けて感じている一番大きな変化です。
大切なのは完璧にキレイに書くことではなく、感謝の気持ちを心で感じることです。
感謝を書き続けると「自分が大切にしているもの」も見えてくる
もうひとつ感じているのが、感謝を書き続けることで、自分が何を大切にしているのかも見えてくることです。

何度も登場する人。
何度も「ありがたい」と思う時間。
当たり前だと思っていたけれど、本当はとても大切だったもの。
そうしたものをノートの中で何度も目にすると、
「私はこういう暮らしを大切にしたいんだな」
と、自分の価値観にも気づきます。
だから今の私にとって感謝ワークは、単にポジティブになるための習慣ではありません。
自分にとって本当に大切なものを確認する時間にもなっています。

両親への感謝を書いて気づいたこと
感謝ワークをしていて、特に印象に残っているのが、両親への感謝を書いたときです。
毎日のように「ありがたいこと」を探していると、
「あれもしてもらったな」
「これも支えてもらっていたな」
と、それまで当たり前だと思っていたことが次々と浮かんできました。
子どものころには気づけなかったこと。
自分が親になったからこそ、わかるようになったこと。
感謝する対象が突然増えたというより、
今まで見えていなかった「ありがたいこと」に気づいた
という感覚に近いです。
私は父に感謝します。
仕事で忙しいのに、一緒に遊んでくれたこと。
夏休みの工作を手伝ってくれたこと。
夜中まで天体観測に付き合ってくれたこと。
家族のために一生懸命働き続けてくれたこと。
不器用でも誠実に生きる姿を見せてくれてありがとう。私は母に感謝します。
私を産み、育ててくれたこと。
不自由さと困難な状況でも、懸命に家族を支えてくれたこと。
いつも私の幸せを願ってくれていること。
心からありがとう。
まとめ|「ありがとう」を探すと、いつもの毎日の見え方が変わる
『ザ・マジック』をきっかけに始めた感謝ワーク。
3クール実践してきた今、私が感じている一番大きな変化は、
幸せな出来事が増えたことより、すでにある幸せに気づきやすくなったこと
です。
朝、目が覚めたこと。
家族がみんな元気でいてくれること。
蛇口を捻ると水が出ること。
雨風を凌げる家で暖かい布団にくるまって眠れること。
一つひとつは、とても小さなことかもしれません。
でも「ありがとう」を探してみると、
自分が思っていた以上に、すでにたくさんのものを受け取っていた
ことに気づきます。
「感謝ワークをやってみようかな」と思ったら、まずはノートを開いて、
「今日、ありがたいことは何だろう?」
と考えてみるところから始めてみてください。
最初から完璧にできなくても大丈夫。
「今日も目が覚めた」でも、
「コーヒーがおいしかった」でもいい。
小さな「ありがとう」を探すことから始めてみてください。




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