毎日仕事と子育てに追われて、
「このままでいいのかな」と感じていませんか?
40代に差しかかると、子どもの成長や家族のライフスタイルが変化し、
これからの働き方に悩むママも少なくありません。
私自身も、フルタイム勤務と育児の両立に追われていた頃は、朝5時起床、往復3時間半の通勤、帰宅は早くて夜7時。
遠距離通勤に出張・残業も加わり、心身ともに限界を感じていました。
「もっと余白のある働き方がしたい」と思っても、
どうしたらいいか分からず、モヤモヤしたまま頑張る日々が続きました。
金曜日の夜、疲れ果てて子どもを寝かしつけながら、無意識に涙がこぼれていました。
子どもが「ママ、泣いてるの?」と心配そうに声をかけてくれた時、「このままじゃダメだ」と心の底から思ったんです。
それでも「どうにか現状を変えたい」と思い、
悩みながらも学び、小さな行動を重ねてきたのです。
その結果、17年勤めた会社を退職を決意。
もっと自分らしく、本当に大切にしたいものを大切にできる生き方・働き方を実現するため、
在宅フリーランスとして働き始めました。
この記事では、17年勤めた会社を退職し、在宅フリーランスとして新しいスタートを切った40代ワーママの体験談をお伝えします。
- なぜ会社員を辞めて在宅ワークを選んだのか
- 在宅ワークを始める前に取り組んだこと
- 実際に働き方を変えて感じた正直なメリット・デメリット
「この生活、いつまで続けられる?」

私は1年前まで、遠距離通勤×フルタイム勤務の“会社員ワーママ”でした。
往復3時間半の通勤に加え、残業も多く、心身ともにヘトヘトな毎日。
子どもの「お母さん見て!」に「ちょっと待って」と言ってしまう自分に嫌気がさしながらも、どうしたらいいか分からないまま、約3年間モヤモヤした日々をこなすように過ごしていました。
新卒で入社した会社で、仕事自体にはやりがいを感じていました。
でも、何事にも全力で手を抜けない性格だったこともあり、仕事・家事・育児に追われる日々に次第に心と体の限界を感じるように。
「この生活、いつまで続けられるんだろう?」
そんな風に思うことが増えた30代後半頃から「これからの働き方」を真剣に考え始めたのでした。
迷子状態から抜け出すためにやった「情報収集」の落とし穴
現状を変えたい!と思ってからまず始めたのは、情報収集でした。
通勤中や家事の合間、寝る前などのスキマ時間を使って、
Voicy、stand.fm、Audible、YouTubeなどで、「転職」「キャリア」「副業」「お金」について学ぶように。
「このままでいいのかな?」と悩んでいた私にとって特に印象に残っているのは、
ちきりんさんの著書 『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』でした。
「40代で働き方を選び直す」という視点は、私にとって大きな転機となり、もっと自分らしいキャリアを選んで進んでみたいと思わせてくれた一冊です。

人生100年時代、色々な生き方働き方を選んでいいって勇気づけられました。
私は読書したいけどなかなか時間がないと悩んでいた時、Amazon Audibleの存在を知りました!通勤電車での耳読で、たくさんの本が読めてとっても便利でした。
毎日のようにインプットを続ける中で、学びになる本にたくさん出会うことが出来ました。
理想の生き方働き方を実現するためのヒントをくれる発信をされてる方にもたくさん出会えました。
でも、「誰かの答えを探す」ように耳を傾け続けた結果、家族との時間にイヤホンを外せなかったことも。
子どもの「ママ、お話聞いて!」に笑顔で答えられる私になりたくてインプットし続けていたけれど、イヤホンをつけてばかりの私。
「ママ、イヤホンしててぼくの話聞こえてる?」
また、子どもに言われてハッとしました。
これでは本末転倒ですよね。
そうなんです。
求めている答えは、どこかの誰かが持っているのではなく、「自分の中にある」
インプットばかりで行動(アウトプット)しなければ、いつまで経っても何も変わらない
そう気づくまで、私はとても時間がかかりました。
今思えば空回りしてばかりでしたが、「現状を変えたい」という強い想いはあったんですよね。
運命を変えたオンラインコミュニティとの出会い
インプットを続ける中で、ようやく気づいたのは「一歩を踏み出さなければ何も変わらない」ということ。
最初は勇気を出して、興味のあったジャンルのオンラインサロンや学びの場に参加。
そこで出会ったのは、同じように働き方に悩みながらも前向きに挑戦している同世代の働くママとパパたちでした。
自分の価値観を見直したり、学びをアウトプットしたりできる「サードプレイス」を得たことで、視野が一気に広がりました。
「働き方って、生き方そのものなんだ」
そう心から実感できた瞬間でした。
17年勤めた会社を辞めた私の決断


自己理解を深め、複業や起業の学びを進めていく中で、少しずつ自分の気持ちが明確になっていきました。
「もっと自由に、自分らしく働きたい」
「子育てもキャリアも大切にしながら、やりがいのある仕事をしたい」
そう思い続けた結果、17年間勤めた会社を退職。
まずは会社員経験を活かしながら「自分にできることから始めよう」と決意。
そして、在宅フリーランスのオンライン秘書として独立しました。
在宅ワーク1年経過|正直なメリット・デメリット
会社員を辞めて1年。
今は自宅で働きながら、子どもの成長をそばで見守れる暮らしをしています。
在宅ワークのメリット
通勤時間ゼロで家族との時間が増えた
往復3時間半が完全になくなったことで、朝はゆっくり子どもたちと朝食を取り、夕方は学校から帰ってきた子どもたちの「今日こんなことがあったよ!」の話をじっくり聞けるようになりました。
心と時間に本当の余白が生まれた
会社員時代は常に「やらなければならないこと」に追われていましたが、今は自分のペースで働けることで余白ができ、心にゆとりが生まれました。
家族との時間だけでなく、自分の時間も大切にしようという気持ちが大きくなり、今では月1で料理教室に通ったりブログを始めたり、以前からやってみたかったことにチャレンジする元気を取り戻しました!
子育てもキャリアも、どちらも諦めない環境になった
「ママ、見て見て!」と言われた時に、手を止めて子どもの方を向ける。
そんな当たり前にしたいのに出来なかったことが、できるようになりました。
何よりも、体力気力を振り絞って正社員として頑張っていた頃よりも、体調不良や疲労を感じることが驚くほど減りました。



毎日自分でご飯を作れるのがうれしい!
在宅ワークのデメリット
正直にお伝えすると、在宅フリーランスはメリットもたくさんある一方で、制度に守られた会社員と違って福利厚生はなく、収入の安定性にも不安があるのは事実です。
実際にフリーランスになってみて、会社員という立場がどれほどありがたいものだったか、身をもって感じています。
社会保険や退職金制度がない現実
国民健康保険や国民年金への切り替え、確定申告など、今まで会社がやってくれていたことを全て自分でやる必要があります。
総務経験があったので、ある程度の知識はあるつもりでしたが、実際に自分の手続きを一つ一つ進めることですごく勉強になり、お金に強くなれた気がします。
毎月、収入に変動があることへの不安
会社員時代は毎月決まった日に安定してお給与が振り込まれていましたが、フリーランスは仕事量によって収入が変動します。定期収入がないことに慣れないうちは、精神的にキツいと感じる人が多いかもしれません。(私もそうでした。)
孤独感を感じることも
オフィスでの同僚との何気ない会話やチームで協力して何かを成し遂げるという仕事のスタイルではなくなりました。誰もいない静かな環境で集中して仕事ができるのはとても嬉しいですし、一人時間も大好きな私ですが、時々どうしても孤独を感じることはあります。
それでも、私は在宅ワークを選んだからこそ得られたものも大きいと思っています。
何よりも、「自分で選んだ働き方をしている」という実感が、毎日を新鮮で楽しいものにしてくれていると感じています。
40代ママに伝えたい|子育てもキャリアも大切にできる働き方


この記事は、かつての私と同じように
- 働き方に悩んでいる
- 子育てと仕事の両立に限界を感じている
そんな40代の働くママに向けて書きました。
生き方・働き方を変えるのは、本当に勇気がいることです。
でも、小さな行動の積み重ねが未来を変える第一歩につながります。
在宅ワークは、子育てもキャリアも大切にしたいママにとって、一つの選択肢になるはずです。
もしあなたも「このままでいいのかな?」と感じているなら
まずは小さな一歩から始めてみませんか?
今日からできる3つのステップ
- 理想の働き方をを3つ書き出してみる
- 生き方働き方を考えるきっかけをくれる本を1冊読んでみる
- 理想の働き方を実現している人の話を聞いてみる
私のように、ダラダラと悩み続ける必要はありません。
あなたの「いつか」を「今」に変える勇気を、一緒に探してみませんか?
これからも私の体験や在宅ワークのこと、暮らしを整えるヒントを発信していきますので、ぜひまた遊びにきてくださいね!
◾️時間のないワーママの強い味方「Audible」で効率的に学習
◾️私の人生を変えた4冊(すべてAudibleで聞けます)
『未来の働き方を考えよう』 人生は二回、生きられる/ちきりん
→ 人生100年時代だからこそ、自分らしい働き方を見つけたい人におすすめ
『DIE WITH ZERO』/ビル・パーキンス
→ お金と時間の使い方を根本から考え直すきっかけになった本
『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』/尾石晴
→ 40代のキャリアへの不安を軽やかに乗り越えるヒント満載の一冊
『やめる時間術』24時間を自由に使えないすべての人へ/尾石晴
→ 忙しいママのために書かれた”時間”の整理術が満載
◾️Audible活用のコツ
- 通勤時間、移動中
→電車の中でも運転中でも!往復で1冊完読も可能 - 家事中
→お皿洗いや洗濯干しの時間がインプットタイムに! - 寝る前
→疲れていても横になっていても◎耳読が叶います♪ - 1.25〜2倍速
→効率的に情報収集できて便利
Amazon Audibleは、忙しく働くママの読書や学び直しを全力でサポートしてくれる存在です!
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