「発信したいけれど怖い」「SNSで自分のことを発信するのが不安」
そんな気持ちを抱えている方は多いのではないでしょうか。
私自身、個人で仕事を始めてから「発信が必須」だと頭では理解していたものの、なかなか最初の一歩を踏み出すことができませんでした。
時間が経ってもなお、「動き出せなかった私」がどうやって発信の恐怖を乗り越え、最初の一歩を踏み出せたのか。
今まさに同じように悩んでいる誰かの背中をそっと押せたら…、そんな想いを込めて私の体験談を綴ります。
発信したいのに動けない理由

「発信したい」「自分の想いやサービスを伝えたい」そう思いながらも、なかなか動き出せない…。
こんなお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。実はこれ、かつての私の姿です。
今は仕事でも趣味でも、SNSやブログなど様々な方法で自己表現をする人が本当に増えていますよね。でも私は、昔から発信以前に自己開示に抵抗のあるタイプでした。
プライベートと仕事の発信は別物だった
もともと、プライベートでは日記代わりにFacebookやInstagramに写真や文章を投稿するのは平気なほうでした。でも「仕事」となると話は別。発信することへのハードルが一気に上がったのです。
その理由は、
- 評価されるのが怖い
- 完璧じゃなければならないというプレッシャー
- 批判や反対意見を受けることへの不安
これらの恐れが、ビジネス発信を遠ざけていたのだと思います。
個人事業主になって感じた発信の必要性
個人でお仕事するようになって、「発信が必須」だと頭では理解していたものの、心が追いつかず、ずっと足踏みをしていました。
そんな私がようやく行動できたのは、音声配信という手段との出会いと、オンラインコミュニティの仲間たちの存在があったからです。
きっかけをくれた「世界にひとつだけの応援ソング」

最初の転機は、オンラインコミュニティで出会った作曲家のmoritoさんの存在でした。
「世界にひとつだけ、あなたのための曲を作ります」
という素敵な企画に惹かれて、思い切ってお願いしてみることにしました。
私だけのオリジナルソングが完成
インタビューを通して私の想いを引き出してくださり、その内容から生まれたメロディーと歌詞が、私だけのオリジナルソングになりました!
その曲には、私が大切にしたい価値観がぎゅっと詰まっていて、聴いた瞬間、涙があふれました。

いつか音声配信を始めるなら、この曲をBGMにしたいって思います!
素直に思ったことをお礼とともに伝えてみたところ、なんとmoritoさんはすぐにギター演奏の音源を送ってくださったんです!まだ配信の予定も決まっていないうちから、BGMが出来上がるという奇跡!
その時の私は、moritoさんにいただいた音源を、”いつか”自分が発信を始めるときのために、温めておくことにしました。
「いつか」を「今」に変えた瞬間
でも、”いつか”っていつなんでしょう?
いつになったら自分にGOサインが出せるのでしょうか。
moritoさんに作ってもらった音源を、このままお蔵入りにしたくない。そう思ったとき、怖いけど「これがきっかけかもしれない」と思えたのでした。
moritoさんは、あなたの想いやストーリーをもとに世界にひとつだけのオリジナルソングを届けてくださる作曲家さんです。あたたかく包み込むような歌声と、やさしいメロディーが魅力です。
「発信は完璧じゃなくていい」心に響いたアドバイス


もうひとり私の背中を押してくれたのが、同じコミュニティの仲間でした。
自分と似ているところがあるからと、私の悩みに共感してくださり、発信に関するアドバイスをくださいました。
「完璧じゃないと出しちゃいけないって思って、足踏みしちゃうところがあるよね?」
まさにその通りでした。
私は「100点じゃないと出せない」と、自分にブレーキをかけていたのです。
でも彼女は、こう続けてくれました。
「あなたがが20点だと思っていることでも、受け取る側にはもっと価値があるかもしれない。まずは出してみる!それが大事だと思うよ。」
その言葉で、私の中で何かがスッと軽くなったのを覚えています。
発信の勇気について書かれた本との出会い
ちょうどその頃、『発信する勇気』という本を読む機会がありました。この本には、多くの人が抱える発信への不安や恐怖について、とても共感できる内容が書かれていました。
特に印象的だったのは、「発信は誰かの役に立つためにするもの」という考え方。自分の経験や想いが、同じような悩みを抱える誰かの心に届くかもしれない。そう思えたとき、発信することへの恐怖や完璧でなければならないという気持ちが少し和らいだのを覚えています。
完璧でない自分の体験談も、誰かにとっては貴重な情報になり得るのだということを、この本を通して学ぶことができました。
発信する勇気/著 末吉宏臣
→自分らしい発信をすることは、自分にとっても、どこかの誰かにとっても魅力的な唯一無二のコンテンツに!発信することで得られる可能性や未来に出会える一冊です。
小さな一歩が、未来を変える瞬間
この1週間ほどの間に、
・moritoさんから曲を作っていただいたこと
・Yさんから心に響く言葉をいただいたこと
・『発信する勇気』を読んで考え方が変わったこと
これらの出来事が重なって、ようやく私はこう思えるようになりました。



まだ完璧じゃない。でも、完璧に準備が整う日なんて来ない。だったら、今始めてみよう!
ずっと「準備が整わないと動けない」と思っていた自分に、ようやく「まずやってみよう」と声をかけてあげられた気がしました。
発信の第一歩を踏み出すためのヒント
- 自分の体験に価値があると信じる
誰かの役に立つ可能性がある - 完璧を求めすぎない
60点でも誰かにとっては価値がある - 修正は後からでも出来る
最初から完璧である必要はない - 受け取る人の気持ちを考えてみる
自分が思うほど厳しく見ていないことが多い - 軽やかにやってみる
続けることも、やめることも自由
発信に悩むあなたへのメッセージ


発信って、本当に勇気がいりますよね。
私自身、音声配信を始めるまでにかなりの時間がかかりました。
それはきっと、
「始めたら一生続けなきゃいけない」
「聴いた人にとって有益なものでなければならない」
そう極端に考えてしまっていたところがあったからです。
もっと軽やかに始めてもいい
でも今は、こんな風に考えられるようになりました。
- まずやってみる
- 違うなと思ったら修正する
- 合わなければやめたっていい
もっと軽やかに行動してみたっていいんじゃないかと思えるようになりました。
等身大の言葉にこそ価値がある
特に発信に関しては、“恐れがあるままの自分”でも動いていい。
無理に自信を持とうとしなくても、等身大の言葉にこそ価値がある。
そう思えるようになったのです。
完璧を求めて何もしないままでは、いつまで経ってもゼロのまま。
でも、少しずつでも出していけば、きっと振り返ったときに自分の想いや自分が生きてきた証を形に残せるから。
誰かひとりの心に届くなら、それだけで十分
私は今、誰かひとりの心に届くなら、それだけで十分なのかもしれない
そんなふうに思っています。
もし、あなたも「発信したいけど怖い」と感じているなら、私のこの体験が少しでも背中を押すきっかけになったら嬉しいです。
「私も発信してみたいかも」と思った方は、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてくださいね!
その一歩が、新しい出会いや未来につながるかもしれません。
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