甘酒を作ってみたいけれど、
「炊飯器も発酵器もないし、うちでは無理かな…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は、60℃に設定できる発酵機能付きのオーブンがあれば、
とても簡単に手作りできます。
材料は ご飯・米麹・お湯の3つだけ。
以前は炊飯器で甘酒を作っていた私ですが、今はむしろオーブンで作る方がラクだと感じています。
60℃に設定したら、あとはオーブンにおまかせ。
温度計とにらめっこする必要もなく、家事や在宅ワークをしている間に甘酒ができあがります。
この記事では、わが家で何度も作っている炊飯器なし・発酵器なしのオーブン甘酒の作り方を、写真付きでご紹介します。
保存方法や完成の見分け方、生麹を使う場合についてもまとめました。

まずはここだけ|オーブン甘酒の材料と作り方
【材料】
- ごはん 150g
- 米麹 200g
- お湯(60℃) 600ml
【作り方】
- ボウルにごはんと60℃のお湯を入れてほぐす
- 米麹を加えてよく混ぜる
- ラップをかけ、オーブンの発酵機能を60℃・6時間に設定する
準備は10分ほど。あとはほぼオーブンにおまかせです。
完成したら粗熱を取り、清潔な保存容器に移します。
詳しい手順は、このあと写真付きでご紹介しますね。
所要時間
準備:10分 + 発酵:6時間
(ほぼ放置でOK!)
難易度
(初心者さんでも簡単)
材料費
約500円
できあがり量
約1L
こんな方におすすめ
- 炊飯器や発酵機を持っていない
- オーブンに60℃前後の発酵機能がある
- 手作り甘酒に興味があるけど難しそう
- 家にある道具で気軽に発酵食を作ってみたい
- 作った甘酒を料理やおやつにも活用したい
私がオーブンで甘酒を作るようになった理由
昔の私は、炊飯器で甘酒をよく作っていました。
当時は育休中で時間があって、
「今、何度かな?」
なんて温度計とにらめっこしながら、のんびり作っていたんですよね。
でも、仕事に復帰した途端に毎日バタバタ。
甘酒作りは、まったく続かなくなってしまいました。
それでも、あのやさしい甘さを思い出すたびに、
「また作りたいな」
と密かに思っていました。
その後、退職してから近所の発酵料理教室に通い始めました。
甘酒について学ぶ回があり、久しぶりに飲んだらやっぱりおいしくて、心までほぐれるような感じがして。
「また家でも甘酒を作りたい」
と思ったものの、わが家は新築後に炊飯器を手放していました。
甘酒のためだけに炊飯器や発酵器を買うのは違うな……。
そう思っていたとき、ふと思い出したんです。
「あ、そういえばビストロって発酵機能がついていたよね?」
普段はパン作りのときにしか使っていなかった発酵機能。
確認してみると60℃に設定できるとわかり、
「これならできる!」
とうれしくなりました。
家にあるもので作れるって、気軽にチャレンジできていいですよね。
そんなきっかけで、わが家のオーブン甘酒生活が始まりました。

材料(約1L分)
- ごはん(室温)…150g
- 乾燥米麹(みやここうじ)…200g
- お湯(60℃)…約600ml(3カップ)
麹選びのコツ
わが家では、乾燥米麹の「みやここうじ」を使っています。
ほぐしやすく、スーパーなどでも手に入りやすいので、初めて作る方にも使いやすいと思います。
用意するもの
- 深めの耐熱ボウル
- ビニール袋(麹をほぐす時に使います)
- ラップ
- 温度計(100円ショップのものでOK!)
温度計は、最初のお湯の温度を確認するときにあると便利です。
わが家で使っているオーブン
わが家では、Panasonicビストロ NE-BS808を使ってます。
大切なのは機種そのものではなく、60℃前後に設定できる発酵機能があること。
お使いのオーブンによって設定できる温度や時間が異なるので、取扱説明書も確認してみてくださいね。
▶ 商品詳細はこちら
Panasonicビストロ(NE-BS808)
【写真付き】オーブンで作る甘酒レシピ
それでは実際に作っていきましょう。
清潔な耐熱ボウルに、ごはんと60℃のお湯を入れ、しゃもじでよくほぐします。
ごはんの塊がなくなるまで、しっかりほぐしてくださいね。
乾燥麹を手でほぐし、ボウルに加えます。(ビニール袋に入れて“もみもみ”すると簡単)
全体が均一になるように混ぜ、表面を平らにします。

ボウルにラップをぴったりかけて、角皿に載せます。我が家ではオーブンの下段へセットしています。
オーブンの発酵機能を、【60℃/360分(6時間)/余熱なし】で設定してスタート。
ここからは、基本的にオーブンにおまかせです。

私は、甘い香りがして、とろみが出ていることをひとつの目安にしています。
最後に味見をして、しっかり甘みが出ていれば完成です。
粗熱を取り、清潔な保存容器へ移します。
オーブン甘酒は温度管理がラク|今のところ失敗なし
以前は炊飯器で甘酒を作っていた私ですが、今はオーブンの発酵機能を使う方法がいちばん作りやすいと感じています。
理由は、60℃に設定したら、あとはオーブンに温度管理を任せられるから。
炊飯器で作っていた頃は、途中で温度を確認しながら作っていました。
でもオーブンなら、最初に設定してしまえば、あとはほぼ放置できます。
専用の発酵器を新しく買う必要もありません。
この方法で作るようになってから、今のところ、
「甘くならなかった」
「温度がうまく上がらなかった」
という失敗もありません。
わが家では、
- オーブンの発酵機能を60℃に設定する
- 清潔な容器や道具を使う
- ラップをかけて発酵させる
この3つを意識しています。
発酵機能付きのオーブンをすでに持っているなら、甘酒作りのために炊飯器や発酵器を用意しなくてもOK。
私にとっては、今のところいちばん手軽で安定して作れる方法です。
デメリットは、6時間オーブンが使えないこと
ひとつだけ不便なのは、甘酒を作っている約6時間はオーブンが使えないこと。
わが家のビストロの場合、その間は電子レンジ機能も使えません。
「あ、レンジ使いたかった!」
となることもあります(笑)
そのため最近は、食事づくりと重ならない時間に仕込むようにしています。
おかゆから作る方法もあります
炊いたごはんの代わりに、おかゆを使って作ることもできます。
おかゆ甘酒の作り方
- 米1合+水3合でおかゆを炊く
- 60℃くらいまで冷ます
- 乾燥米麹を加えてよく混ぜる
- オーブンの発酵機能60℃で6時間
わが家では、60℃に冷ましたおかゆに米麹を加え、オーブンの発酵機能を60℃に設定して作っています。
※使用する麹や作り方によって、適した温度・時間は異なります。使用する米麹のメーカーが案内している作り方も確認してください。


とろっと甘い甘酒のできあがりです。

甘酒の保存方法と日持ち
冷蔵保存
清潔な密閉容器に移して冷蔵保存します。
わが家では、作ったらできるだけ早めに使い切るようにしています。
冷凍保存
すぐに使い切れない分は、冷凍しておくと便利です。
製氷皿などで小分けにしておけば、料理やおやつに使いたい分だけ取り出せます。
保存容器には、におい移りしにくいホーロー容器も使いやすいです。
※手作り甘酒の保存期間は、作り方や保存状態などによって異なります。冷蔵・冷凍後も、できるだけ早めに使い切るようにしています。
よくある質問
- 甘酒が完成したか、どうやって判断する?
-
私は、とろみが出て、甘い香りがしていることをひとつの目安にしています。
最後に少し味見をして、しっかり甘みが出ていれば完成です。
「6時間経ったから完成」と時間だけで判断するのではなく、
見た目・香り・甘さ
を確認するとわかりやすいです。
わが家ではオーブンを60℃に設定して6時間。この方法で、今のところ甘くならなかったことはありません。
- 生麹でもオーブンで作れる?
-
生麹を使う場合も、一定の温度を保つ必要があります。
ただし、生麹と乾燥米麹では含まれている水分量が違うため、この記事で紹介している「乾燥米麹200g+お湯600ml」の分量を、そのまま生麹に置き換えるのはおすすめしません。
生麹を使う場合は、購入した麹屋さんや商品のレシピに記載されている分量・温度・時間を確認してください。
甘酒は飲むだけじゃない|わが家では砂糖代わりにも
手作りした甘酒は、そのまま飲むのはもちろん、わが家では料理やおやつにもよく使っています。
特に気に入っているのが、砂糖の代わりに甘みを加える調味料として使うこと。
卵焼きや照り焼き、フレンチトーストなど、いつもの料理にも気軽に取り入れられます。
「せっかく作ったけれど、1Lも使い切れるかな?」
と心配になる方もいるかもしれません。
でも、飲む以外にも使えるので、わが家では意外とあっという間になくなります。
実際にわが家で作っている甘酒レシピは、こちらの記事にまとめています。
\ 作った甘酒の使い道はこちら /

まとめ|炊飯器なしでもオーブンで甘酒は簡単に作れる

今回は、炊飯器や発酵器を使わず、オーブンの発酵機能で甘酒を作る方法をご紹介しました。
ポイントをまとめると、
- 材料は、ごはん・米麹・お湯の3つ
- 60℃に設定したら、あとはオーブンにおまかせ
- 炊飯器や専用の発酵器がなくても作れる
- 完成は、とろみ・甘い香り・甘さを確認
- 作った甘酒は料理やおやつにも使える
炊飯器を手放してから、
「もう甘酒は家で作れないかな」
と思っていた私。
でもオーブンの発酵機能を使ってみたら、むしろ以前より手軽に作れるようになりました。
発酵機能付きのオーブンが家にある方は、ぜひ一度試してみてください。
特別な道具を増やさなくても、家にあるものでできる。
そんな気軽さも、私が手作り甘酒を続けられている理由のひとつです。






コメント