甘酒の作り方|炊飯器なし発酵機なし!オーブンで簡単レシピと保存方法

甘酒を作ってみたいけれど、
「炊飯器も発酵機もないし、うちでは無理かな…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?

実は、発酵機能付きのオーブンさえあれば
とっても簡単に手作りできるんです!

材料は ご飯・米麹・お湯の3つだけ
温度管理もオーブン任せだから、
家事や在宅ワークの合間に仕込んでおくだけでOK。

今日は、忙しい毎日でも続けられる
“オーブン甘酒” のレシピと保存方法をまとめて紹介しますね。

目次

この記事でわかること

  • オーブンで作る甘酒の作り方(写真付き)
  • 失敗しない3つのコツ
  • 冷蔵・冷凍の保存方法
  • 甘酒の嬉しい効果
  • おかゆバージョンの作り方

「手作り甘酒、やってみたいけどハードル高そう…」と感じていた方も、
きっと“これなら作れそう”と感じてもらえるはず!
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです♡

なぜオーブンで甘酒を作るようになったの?

昔の私は、炊飯器で甘酒をよく作っていました。

当時は育休中で時間があって、
「今何度かな?」なんて温度計とにらめっこしながら
のんびり作っていたんですよね。

でも仕事に復帰した途端バタバタで…
甘酒作りはまったく続かなくなってしまいました。

それでも、あの優しい甘さを思い出すたびに
「また作りたいな」と密かに思っていました。

退職後、近所の発酵料理教室に通い始めました。

甘酒について学ぶ回があり、久しぶりに飲んだら
やっぱり美味しくて、心までほぐれる感じがして。

「またおうちでも甘酒を作りたいな」と思ったものの、
わが家は新築後、炊飯器を手放した生活スタイルを送っていました。

甘酒のためだけに炊飯器や発酵機を買うのは違うな…
と迷っていた時、ふと思い出したんです。

「あ、そういえばビストロって発酵機能ついてたよね?」

普段はパン作りの時にしか使わない発酵機能でしたが、
調べてみると温度を60℃に細かく設定できるとわかり、
「これならできる!」と嬉しくなりました。

家にあるもので作れるって、気軽にチャレンジできていいですよね!

そんなきっかけで、オーブン甘酒生活がスタートしました。

材料(約1L分)

  • ごはん(室温)…150g
  • 乾燥米麹(みやここうじ)…200g
  • お湯(60℃)…約600ml(3カップ)

麹選びのコツ

初心者さんは「みやここうじ」が失敗しにくくておすすめ。
ほぐれやすく、甘みも安定しています。

用意するもの

  • 深めの耐熱ボウル(私はiwakiのガラスボウル使ってます)
  • ビニール袋(麹をほぐす時に使います)
  • ラップ
  • 温度計(100円ショップのものでOK!)

温度計は発酵食品作りの必需品なので、
温度計だけはぜひ用意してほしいアイテム。

60℃をキープできると、甘酒はほぼ失敗しません◎

【送料無料】 iwaki イワキ 耐熱ガラスボウル5点セット PSC-BO-40N

使ってるオーブン

わが家はPanasonicビストロ NE-BS808を使ってます。

発酵機能(35〜65℃)がついているタイプなら、
他のメーカーでも同じように作れます。

▶ 商品詳細はこちら
Panasonicビストロ(NE-BS808)

【作り方】オーブンで作る甘酒レシピ

それでは実際に作っていきましょう〜!

STEP
ごはんをほぐす

清潔な耐熱ボウルにごはんと60℃のお湯を入れ、しゃもじでよくほぐします。|
ごはんの塊がなくなるまで、しっかりほぐしてくださいね。

STEP
麹を混ぜる

乾燥麹を手でほぐし、ボウルに加えます。(ビニール袋に入れて“もみもみ”すると簡単♪)
全体が均一になるよう混ぜ、表面を平らに。

STEP
発酵の準備

ボウルにラップをぴったりかけて密閉。角皿にのせてオーブンの下段へ。

STEP
オーブン発酵

【60℃/360分(6時間)/余熱なし】で設定してスタート!

STEP
完成

甘い香りがふわっとして、とろりとした状態になっていたら出来上がり。
粗熱を取って、清潔な保存容器に移します。

失敗しないための3つのコツ

  • ラップは隙間なくぴったりと
    オーブンの匂い移りを防げます。
  • 温度は必ず60℃をキープ
    高すぎると麹菌が死んでしまうし、低すぎると発酵が進まないので注意!
  • 容器・しゃもじは清潔に
    雑菌が入ると失敗の原因に。容器やしゃもじは事前によく洗っておきましょう。

おかゆで作る方法(さらに簡単)

もっとラクに作りたいという方には、炊いたご飯の代わりにおかゆを使って作る方法もあります♪

おかゆ甘酒レシピ

  • 米1合+水3合でおかゆを炊く
  • 60℃まで冷ます
  • 乾燥麹と混ぜる
  • オーブン60℃で6時間

とろ〜んと甘い、やさしい甘酒になりますよ。

おかゆは60℃位に冷まします。
もみほぐしたこうじを入れてよく混ぜます。
とろっと甘い甘酒の完成!(オーブンの発酵機能60℃設定で6時間発酵)

甘酒の保存方法と日持ち

冷蔵保存
密閉容器に入れて、冷蔵庫で約1週間保存できます。もちます。冷蔵庫に入れていても少しずつ発酵は進むので、早めに使い切りましょう!

冷凍保存
冷凍庫で約3ヶ月保存OKです。製氷皿に入れて冷凍すると、使う分だけ取り出せて便利♪

保存容器のおすすめ
匂い移りしにくい「琺瑯容器」が使いやすいです。
見た目もおしゃれで、冷蔵庫の中がすっきり見えます♡

無印良品 蓋が選べる ホーロー保存容器 深型 中 MDP15A3S

甘酒の嬉しい効果

飲む点滴」と呼ばれるほど栄養豊富な甘酒

  • 腸内環境を整える:オリゴ糖や食物繊維が腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善をサポート
  • 免疫力アップ:腸内環境改善により免疫機能が向上
  • 美肌効果:ビタミンB群とアミノ酸が肌の新陳代謝を促進
  • 疲労回復:ブドウ糖とアミノ酸が疲れた体をサポート
  • ストレス緩和:GABAが含まれるので、リラックス効果に期待
  • 夏バテ対策:少し塩を入れることで美味しく塩分チャージ

わたしも毎日甘酒を飲むようになってから、肌の調子がよくなった実感があります◎

甘酒は調味料としてとても使いやすい発酵食品です。
私は砂糖代わりに使ったりもしてますよ。

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まとめ|オーブンで始める手作り甘酒生活

炊飯器や発酵機がなしで甘酒を作る方法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

家にあるオーブンの発酵機能があれば
甘酒はこんなに簡単に作れます。

  • 材料は3つ
  • 作り方は混ぜて発酵させるだけ
  • 保存もラク
  • からだにも嬉しい効果たっぷり

忙しい日でも、
週末にちょこっと仕込んでおけば
平日でも手作り甘酒が楽しめますよ。

ぜひ、おうちのオーブンで
気軽な発酵生活を始めてみてくださいね♡

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