この記事は、会社を辞める約2年前、
当時の自分の気持ちをnoteに書き残した文章を
今回ブログとしてまとめ直したものです。
当時の私は、フルタイム×遠距離通勤のワーママで、
毎日時間とタスクに追われ、心も体もギリギリの状態でした。
40代を目前に、「このままでいいのかな?」と
働き方や生き方に止まらないモヤモヤを抱え、
「もっと自由に、自分らしく生きたい」と思うようになった時期です。
すぐに辞める勇気はなかったけれど、
この文章を書いたことで
自分の本音や価値観に気づくことができました。
✔️今の働き方に違和感がある
✔️子育てと仕事のバランスに悩んでいる
✔️自分らしいキャリアを描きたい
そんな方に、当時の私の気持ちや葛藤が少しでも届けばうれしいです。
子どもとの時間を優先したいと思った理由|ワーママの気づき

子育てと仕事に追われる日々の中でも、
子どもたちは驚くほどのスピードで成長していきますね。
長女は9歳になり、少しずつ大人びてきました。
私の帰りが遅くなるときには戸締まりをして、
お風呂を沸かして待っていてくれるようなしっかり者のお姉さん。
週末、疲れて昼寝してしまった私に代わり、
3歳弟のトイレを手伝ってくれていたこともありました。
呼んでくれたら良かったのに〜と伝えると、
「ママを起こしたらかわいそうだと思って」
そう話す姿に、
涙が滲んだことが忘れられません。
ママ、ママと呼んでくれる今だから
長女は本当に優しい子です。
私がまだまだ手のかかる弟を優先してしまうこともあり、
彼女にはたくさん我慢させてしまっていると感じています。
「ママ、ママ」と甘えてくれるのは、きっとあと少し。
だからこそ今、
そばにいて、もっとたくさん話したい。
彼女の心を受け止めたい。
私が子どもの頃に出会えなかった世界を
彼女には見せてあげたいと思うのです。
息子の幼児期を、じっくり味わいたい
3歳の息子も、
とても可愛くて癒しの存在。
今のところ三人目を産む予定はないからこそ、
彼の幼児期を一日一日大切にしたいと感じています。
赤ちゃんの頃からバタバタした日常の中で育ってきた子なので、
これからはもっと“彼のマイペース”なところを大事にしてあげたい。
自然の中で一緒に過ごしたり、
安定した日課の中で
安心して過ごせるような暮らしを作れたら
どんなにいいかと考えてしまうのです。
お金より大切な“家族との時間”|在宅ワークに向かうきっかけ

もちろん、教育費や生活費など現実的なことを考えると、
働かざるを得ない状況だったことも事実。
でも最近、こう思うようになりました。
「お金も大切だけど、子どもたちとの今という時間はもっと大切なんじゃないか」と。
在宅で働けるようになれば、時間にも心にもゆとりが生まれるはず。
子どもと過ごす時間を増やせるはず。
そんな未来を思い描くだけで、
自然とワクワクしてくる自分がいました。
退職を決意する前に向き合ったこと|キャリアチェンジの原点
私はこれまでも
マイノートやnoteに自分の気持ちを書き記してきました。
振り返ってみると、当時の私が書いた文章には
環境を変えたいという想いが何度も記されていました。
それでも、なかなか動き出せずに
ここまできました。
「現状を変えたくない」
「今の安定を手放すのが怖い」
そんな気持ちが、私の中にずっとずっとあったんです。
心のブレーキが外れた瞬間
強烈な現状維持バイアス…
これが、私の一歩を止めていました。
新しい職場に異動してからは、
“〜すべき”
“〜しなければならない”
そんな価値観に支配された働き方や社風に、
より強く違和感を抱くようになりました。
いつも当たり前のように100点を求められるのに、
非効率で創造性もない毎日。
不毛な残業に疲弊して、
「もう限界かもしれない」と感じていました。
ようやくそのとき、心のブレーキが外れ始めたのです。
風の時代と自由な働き方への憧れ
最近よく耳にする「風の時代」という言葉が、
妙に心に響きました。
もっと自由に、もっと軽やかに。
自分らしく生きていく人が増えている、そんな感覚がありました。
「たった一度きりの人生をもっと楽しみたい。自分の気持ちに正直に生きていきたい。」
その想いを胸に、ようやく私は動き始めました。
まずは自分と向き合い、理想の暮らしに向かって小さな一歩を踏み出すこと。
これが、私の“自由なキャリアを描く”の始まりでした。
自由なキャリアは自分で描ける

私と同じようにキャリアに悩む働くママや、
育児と仕事の間で揺れながらも、
環境を変えたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
「自由なキャリアを描けるかどうかは、自分次第」
長年のキャリア迷子、自分迷子を経て、
自分らしい働き方を見つけた私が痛感したことです。
今、小さなお子さんを育てながら、
数年前の私と同じように働き方を模索している
頑張り屋さんのあなたへ、少しでも希望やヒントを
お届けできたらうれしいです。
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