梅シロップの作り方|材料2つで簡単!割合・保存方法と失敗しないコツ

梅シロップの作り方|子どもと10年以上続けるわが家の梅仕事

「梅シロップを作ってみたいけれど、なんだか難しそう……」

そんなふうに感じていませんか?

わが家では、娘が2歳のころから毎年梅シロップを作っています。

気づけば、もう10年以上。

でも、特別に丁寧な作り方をしているわけではありません。

基本はとてもシンプル。

梅と砂糖を1:1の割合で瓶に入れて、毎日様子を見るだけです。

材料も少なく、難しい工程もないので、初めての「梅仕事」にもおすすめです。

この記事では、わが家で毎年作っている梅シロップの作り方から、梅を取り出すタイミング、保存方法、アレンジまでまとめてご紹介します。

子どもと一緒に楽しむポイントも紹介するので、「今年は梅仕事をやってみようかな」という方の参考になればうれしいです。

完成した手作り梅シロップの保存瓶

梅シロップの材料と割合|基本は梅と砂糖1:1

梅シロップの材料は、とてもシンプルです。

材料

材料分量
青梅1kg
氷砂糖(または三温糖)1kg
保存瓶(3〜4Lサイズ)1〜2本

梅が500gなら砂糖も500gというように、梅と砂糖は1:1を基本にしています。

わが家では毎年この割合で作っています。

梅シロップの材料(青梅・砂糖・保存瓶)
2026年は梅2kg購入し、氷砂糖は梅酒に。パルシステムの花見糖で梅シロップを作りました。

砂糖は氷砂糖じゃなくても大丈夫?

梅シロップというと「氷砂糖」のイメージがありますが、わが家では年によって使う砂糖を変えています。

氷砂糖だけで作ることもあれば、普通の砂糖で作ることも。

「梅シロップ=必ず氷砂糖」とは決めず、そのとき用意しやすい砂糖で作っています。

毎年続けるものだからこそ、あまり難しく考えすぎない。

これも10年以上続いている理由のひとつかもしれません。

わが家で使っている保存瓶

梅シロップを仕込むときに使っているのは、セラーメイトの保存瓶です。

口が広いので梅を出し入れしやすく、毎年の梅仕事で活躍しています。

梅シロップだけでなく、果実酒や保存食作りにも使えるので、ひとつ持っておくと便利です。

▼ わが家で使っている保存瓶はこちら

目次

梅シロップの作り方

ここからは、実際の作り方をご紹介します。

①保存瓶を消毒する

まずは、梅シロップを仕込む保存瓶をきれいにします。

わが家では、ホワイトリカーを少量入れて瓶を振り、内側全体に行き渡らせて消毒しています。

そのあと、キッチンペーパーで拭き取ります。

子どもと一緒に作る場合も、ホワイトリカーを扱うこの工程は大人が担当しています。

梅シロップ作りに使っているセラーメイトの保存瓶

②梅をきれいに洗う

梅を水できれいに洗います。

傷んでいるものがあれば、このときに取り除いておきます。

梅シロップ用の青梅を水で洗っている様子

③梅の水気をしっかり拭き取る

洗った梅は、清潔な布巾やキッチンペーパーなどで、一つずつ水気を拭き取ります。

ここは、わが家でも毎年しっかりやっているところです。

そして、子どもにもお願いしやすい作業です。

娘が小さかったころも、一緒に梅を拭いてもらっていました。

④梅のヘタを取る

竹串や爪楊枝などを使って、梅のヘタをひとつずつ取ります。

ポロッと取れるのが意外と楽しくて、黙々とやってしまう作業です。

子どもと一緒に行う場合は、先端でケガをしないように見守りながら行ってくださいね。

洗った青梅の水気を拭き取っている様子

子どもと作るときの注意

青梅は生のまま食べないよう、事前に子どもにも伝えておきましょう。

⑤梅と砂糖を保存瓶に入れる

下処理が終わったら、梅と砂糖を保存瓶へ。全体に行き渡るように入れていきます。

保存瓶に青梅と砂糖を入れている様子

⑥1日1〜2回、瓶をやさしくゆする

仕込んだあとは、1日1〜2回程度、瓶をやさしくゆすります。

梅からシロップが出てきたら、そのシロップが梅全体に行き渡るようなイメージで。

毎日、「今日はどれくらい砂糖が溶けたかな?」と瓶の中を眺めるのも、梅仕事の楽しみのひとつです。

子どもが小さかったころは、「まだできないかな?」と、一緒に完成を待っていました。仕込んで終わりではなく、親子で同じものが出来上がるのを待つ時間も、私は好きです。

仕込みから数日経ちシロップが出てきた青梅

梅シロップは何日で完成?梅を取り出すタイミング

初めて作ると、「梅って、いつ取り出せばいいの?」と迷いますよね。

わが家では、だいたい1週間くらいをひとつの目安にしています。

ただし、「7日経ったら必ず取り出す」と決めているわけではありません。

砂糖の大半が溶けてきたら、そこからさらに数日様子を見ます。

シロップの量や梅の状態を見て、

「もうほとんど変化しなくなったかな」と感じたところで、梅を取り出しています。

その年の梅や気温などによっても変わるので、わが家では日数だけで判断せず、砂糖の溶け具合や梅の変化を見ながら判断しています。

毎年まったく同じにならないところも、梅仕事のおもしろさなのかもしれません。

砂糖が溶けて完成間近になった梅シロップ

完成した梅シロップの保存方法

梅を取り出したあとのシロップは、わが家では別の容器に移して冷蔵庫で保存しています。

使っているのは、空いたペットボトルや密閉できる瓶など。

特別な容器を用意するというより、そのとき家にある使いやすいものを活用しています。

わが家では長期間保存するというより、

梅の季節に仕込んで、その夏に楽しむものという感覚です。

炭酸水で割ったり、かき氷シロップにしたり、ゼリーを作ったりしていると、だいたい秋になる頃にはなくなっています。

※ここで紹介しているのは、わが家で毎年行っている保存方法です。長期保存を前提とした方法ではありません。

梅シロップのアレンジ・楽しみ方

梅シロップが完成したら、夏の間いろいろな方法で楽しみます。

定番は梅ジュース

わが家の定番は、炭酸水で割った梅ソーダ。

暑い夏の日にぴったりです。

さっぱり飲みたいときは、水で割るだけでもおいしいですよ。

子どもたちのお気に入りは、かき氷とゼリー

わが家の子どもたちが喜ぶのは、かき氷のシロップ。

市販のかき氷シロップとはまた違った梅の甘酸っぱい味が、暑い日にぴったりです。

そして、もうひとつ毎年作っているのが梅シロップゼリー。

子どもたちも大好きで、来客時のデザートにすることもあります。

梅シロップを使ったかき氷と梅ゼリー

料理にも使えます

飲み物やデザートだけでなく、

  • 酢の物やピクルスの甘みに
  • ドレッシングに混ぜて

など、料理に使うこともあります。

「飲むだけでは使い切れない」というときにもおすすめです。

取り出した梅はジャムに

そして、シロップを作ったあとの梅も捨てません。

わが家では梅ジャムにして、最後まで楽しんでいます。

ヨーグルトやパンに合わせたり、炭酸水に溶かして梅ソーダにしたり。

「梅シロップを作って終わり」ではなく、残った梅まで使い切るのが、わが家の梅仕事です。

梅シロップ作りのよくある質問

砂糖は氷砂糖じゃなくても作れますか?

わが家では、氷砂糖だけで作る年もあれば、普通の砂糖を使う年もあります。

毎年必ず同じ砂糖にはしていません。三温糖や黒糖でも作れます。

梅シロップは何日くらいで完成しますか?

気温によりますが、1〜2週間が目安です。氷砂糖がしっかり溶けて、梅がしわしわになったら飲み頃です。

ただし日数だけで決めず、砂糖の大半が溶けたあと数日様子を見て、シロップや梅にほとんど変化がなくなったところで梅を取り出すようにしています。

砂糖が溶け切らない場合はどうすればいいですか?

梅の状態や砂糖の種類によって、砂糖が溶けるスピードには差があります。

わが家では、砂糖が底に残っているときも、まずは1日1〜2回瓶をやさしくゆすりながら様子を見ています。

氷砂糖はゆっくり溶ける性質があるので、すぐに全部溶けなくても慌てなくて大丈夫。

砂糖の種類によって溶け方や風味も変わるので、いろいろ試してみるのも梅仕事の楽しみのひとつです。

泡が出てきたのですが大丈夫ですか?

仕込んでいる途中で泡が出てくると、「失敗した?」と心配になりますよね。

泡やにおいなど、いつもと違う変化が見られた場合は、発酵などが起きている可能性もあります。

わが家では毎日瓶の様子を確認していますが、強いにおいやカビなど明らかな異変がある場合は、「加熱すれば大丈夫」と自己判断せず、飲用を控えるのが安心です。

完成した梅シロップはどう保存していますか?

梅を取り出して別の容器へ移し、冷蔵庫で保存しています。

わが家では夏の間にかき氷やゼリー、梅ジュースなどに使い、秋頃までには飲み切っています。

子どもと始めた梅仕事。気づけば10年以上続いていました

ここからは、少しだけわが家の話をさせてください。

はじまりは育休中の「やってみようかな」

梅仕事を始めたのは、娘が2歳のころ。

育休中だった私は、食材宅配のパルシステムを利用していました。

毎週届くカタログを眺めていて、ふと目に留まったのが「梅仕事」の特集。

作り方を見てみると、材料も工程も意外とシンプルでした。

「これなら、子どもと一緒に作れそう」

そんな軽い気持ちで始めたのが、わが家の梅仕事のはじまりです。

まさか、それから10年以上続く家族の恒例行事になるとは、そのときは思ってもいませんでした。

小さな手で梅を扱う娘の姿が、今も忘れられない

初めて一緒に作った日。

娘は一つひとつ梅を拭いて、爪楊枝でヘタを取って。

仕込み終わったあとは、二人で瓶をゆすりながら完成を待ちました。

そして出来上がったシロップを炭酸で割って飲んだときの、

「おいしい!」という顔。

今でも覚えています。

翌年、娘のほうから、

「ママ、今年も梅シロップ作ろう!」

と言ってくれたのもうれしかったなぁ。

2歳の娘と一緒に仕込んだ梅シロップの保存瓶2本

中学生になった今も「まだ作らないの?」

あのころ2歳だった娘も、今では中学生。

それでも梅の季節になると、

「まだ作らないの?」

とリクエストしてくれます。

今年はテスト勉強の気分転換に、ヘタ取りを手伝ってくれました。

「去年も作ったね」
「今年はいつ飲めるかな」

毎年同じ会話ができること。

それが私にとっては、梅シロップのおいしさ以上にうれしいことなのかもしれません。

「丁寧な暮らし」じゃなくてもいい

梅仕事というと、

「丁寧な暮らしをしている人がするもの」

そんなイメージがあるかもしれません。

でも私は、いつも丁寧に暮らせているわけではありません。

忙しい日は簡単なごはんにも助けてもらうし、余裕がない日だってたくさんあります。

それでも、梅の季節になると梅シロップを作りたくなる。

たぶん私にとって梅仕事は、「ちゃんと暮らすため」のものではないんですよね。

梅を洗って、拭いて、砂糖と一緒に瓶に入れる。

毎日少しずつ変わっていく瓶を眺めて、

「ああ、今年も夏が来るんだな」と思う。

あれもこれも全部手作りしなくていい。

季節のイベントを全部頑張らなくてもいい。

でも、梅シロップくらいなら。

そんな小さな手仕事が、忙しい毎日の中に「季節を感じる余白」を作ってくれる。

簡単に作れて、おいしい。

でも、それだけではない魅力があるから、私は梅仕事が好きなのだと思います。

わが家の梅仕事のきっかけになったパルシステム

振り返ってみると、わが家の梅仕事の始まりにはパルシステムがありました。

食材を自宅まで届けてもらえる便利さはもちろんですが、私にとってはカタログを眺めながら、

「こんな食べ方があるんだ」

「今年はこれを作ってみようかな」

と、旬の食材や季節の手仕事を知れたことも、利用してよかったことのひとつです。

あのとき「梅仕事」の特集を見ていなかったら、娘と始めたこの習慣もなかったかもしれません。

子どもと一緒に食を楽しみたい方や、旬の食材を暮らしに取り入れてみたい方は、カタログをのぞいてみるのも楽しいと思います。

\ パルシステムの資料・カタログを見てみる /

まとめ|梅シロップで、季節を楽しむ小さな習慣を

梅シロップは、梅と砂糖があれば始められるシンプルな梅仕事です。

わが家では梅と砂糖を1:1で仕込み、瓶を1日1〜2回ゆすりながら、砂糖の溶け具合や梅の変化を見て完成を判断しています。

出来上がったら、炭酸水で割ったり、かき氷にかけたり、ゼリーにしたり。

残った梅までジャムにすれば、最後まで楽しめます。

2歳だった娘と始めた梅仕事も、気づけば10年以上。

いつか子どもたちが大人になったとき、

「あの梅シロップ、おいしかったな」

と思い出してくれたら。

そしていつか、自分の子どもと一緒に梅を仕込む日が来たら。

そんな日を、私は密かに楽しみにしています。

「今年は梅仕事をやってみようかな」と思っている方は、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。


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