梅シロップを作ってみたいけど、難しそう…そんなふうに感じていませんか?
わが家では10年以上、子どもと一緒に梅シロップを仕込んでいます。毎年5月末から6月にかけて、青梅がスーパーや宅配カタログに並び始めると「今年もこの季節が来た」とワクワク!
「梅仕事」と聞くと少しハードルが高そうに感じるかもしれません。
実は梅シロップは、材料2つ・工程もシンプルで、初心者でも失敗しにくい保存食です。
この記事では、梅シロップの基本の作り方から、失敗しないコツ、子どもと楽しむポイントまでまとめました。初めての方でも安心して作れる内容になっています。
「梅シロップを手作りしてみたい」「子どもと一緒に梅仕事を楽しみたい」という方の参考になれば嬉しいです。

わが家の梅シロップの作り方【材料・工程】
材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 青梅 | 1kg |
| 氷砂糖(または三温糖) | 1kg |
| 保存瓶(3〜4Lサイズ) | 1〜2本 |

わが家では青梅も氷砂糖も、毎年パルシステムで注文しています。旬の時期にカタログへ登場するので、それを見るのが毎年の楽しみになっています。青梅は傷やシミが少なく、ハリのあるものを選ぶのがポイント。 わが家はパルシステムで毎年注文していますが、 スーパーでは6月上旬〜中旬が店頭に並ぶ時期の目安です。ここ数年は収穫量が少ない年もあり、きれいで大きな青梅がなかなか手に入りませんでした。パルシステムなら、契約農家さんに確保している分は確実に買えるので、安心して注文できました。

使用している道具
- 保存瓶(セラーメイト)
- 爪楊枝または竹串
- キッチンペーパー
- ホワイトリカーまたは食品添加物グレードのアルコール製剤(パストリーゼ等)
はじめての方は、密閉できる保存瓶を用意しておくと安心です。わが家で10年以上使っている保存瓶はこちら。洗いやすくて失敗しにくいので、これから梅仕事を始めたい方におすすめです。

保存瓶の消毒
よく洗って完全に乾燥させてから、ホワイトリカーやパストリーゼ等をキッチンペーパーに含ませて内側を拭いておくと安心です。
作り方
青梅をやさしく水洗いします。

水分が残ると傷みやすくなります。キッチンペーパーで1個ずつ丁寧に拭きましょう。
爪楊枝または竹串でヘタを取り除きます。これが地味に楽しい作業です。子どもも集中してやってくれます。

より短期間でシロップを作りたい場合は、ヘタを取った梅をジップロックに入れて一晩冷凍する方法があります。冷凍すると細胞壁が壊れてエキスが出やすくなります。時間がある時はこの方法もおすすめです。冷凍なしでも問題なく作れます。

保存瓶に梅→氷砂糖→梅→氷砂糖と交互に重ねながら入れます。

直射日光を避けた涼しい場所に置き、毎日やさしく瓶を振って砂糖を溶かします。

梅シロップはいつ飲める?保存方法は?
仕込んでから1〜2週間が目安です。氷砂糖が完全に溶け、梅がしわしわになったら飲み頃のサインです。気温が高い夏場は早めに進むこともあります。毎日観察しながら楽しんで待ちましょう!
完成したら梅を取り出し、シロップはペットボトルや調味料入れ等に移して冷蔵庫で保存します。目安として2〜3ヶ月を目処に飲み切るのがおすすめです。
取り出した梅は、実の部分がふっくらしていて形がきれいなものだけタッパーに入れて保存しておくと便利です。梅ゼリーを作った時に飾りにすることができますし、果肉の部分を細かく刻んでドレッシングに入れても美味しいです!捨てる部分はなるべく少なく。余すことなく、初夏の恵みをいただきましょう。
氷砂糖と三温糖、どっちがいい?
- 味わい:氷砂糖はすっきり、三温糖はコクあり
- 溶けるスピード:氷砂糖はゆっくり、三温糖はやや早い
- 子どもとの楽しさ:氷砂糖は観察しやすい
初心者の方や小さなお子さんと作るなら断然、氷砂糖がおすすめです。粒が大きくて扱いやすく、日々少しずつ溶けていく様子が観察しやすいので、子どもも「まだ溶けてないね」「今日は増えた!」と楽しんでくれます。
わが家はここ数年、三温糖で作っています。コクが出て、炭酸割りにしても美味しいです。
我が家は砂糖の種類を変えることはありますが、毎年同じ分量・同じ手順で作り、状態を観察しながら調整しています。
子どもと一緒に楽しむポイント
梅シロップ作りは、2歳くらいから一緒に楽しめる季節の手仕事。実際、娘が2歳の時から一緒に作ってきました。

梅を拭く:キッチンペーパーで拭くだけなので小さな子どもでもできます。
ヘタを取る:爪楊枝を使うので、大人がそばで見守ってあげてください。娘はこの作業が大好きで、黙々と集中してやってくれていました。「大人と同じことをやりたい」という子どもの気持ちも満たしてくれる作業です。
梅と砂糖を瓶に入れる:まるでおままごとのような感覚で楽しそうにやってくれていました。
毎日瓶を振る:仕込んだ後も、しばらくお楽しみは続きます。「今日は溶けたかな?」「まだ出来ないかな?」と毎日、積極的に確認してくれます。完成するまでの数週間、親子で同じものを待つ時間がとても好きです。
⚠️ 青梅には毒性成分が含まれているため、生のままでは食べられません。そのまま食べないよう、お子さんへ事前に伝えておきましょう。
梅シロップを10年以上続けている理由
「丁寧な暮らし」じゃなくていい
正直に言うと、わたしはいつも丁寧な暮らしをしているわけではありません。冷凍食品にも助けてもらいます。余裕がない日だって、たくさんあります。
それでも毎年、梅シロップは作りたくなります。それはきっと、最初に作った時の記憶が原点にあるから。
はじまりは育休中の「やってみようかな」
娘が2歳の頃、育休中だったわたしは食材宅配のパルシステムを使い始めました。毎週届くカタログを眺めていて、ふと目に留まったのが「梅仕事」の特集。作り方を見たら、材料も工程もシンプル。
「子どもと一緒に作れたら楽しそう」
そんな軽い気持ちで始めました。まさか10年以上続く恒例行事になるとは、その時は思ってもいませんでした。
小さな手で梅を扱う娘の姿が、今も忘れられない
初めて一緒に作った日、娘は一つひとつ丁寧に梅を拭いて、爪楊枝でヘタを取って。仕込み終わった後、二人で瓶をふりふり揺すりながら完成を待ちました。
出来上がったシロップを炭酸で割って飲んだ時の「おいしい!」という顔が、今でも忘れられません。
そしてその翌年。
娘から「ママ、今年も梅シロップ作ろう!」と言ってもらえた時、素直に嬉しかったです。

10年経っても、変わらない
中学生になった娘は、今でも梅の季節になると「まだ作らないの?」とリクエストしてくれます。今年はテスト勉強の気分転換に、ヘタ取りを手伝ってくれました。
「去年も作ったね」「今年はいつ飲めるかな」
毎年同じ会話を繰り返せること。それがわたしにとっては何よりも嬉しいことなのかもしれません。
梅シロップのアレンジ・楽しみ方
定番
- 炭酸割り:夏の暑い日に最高です!
- 水割り:さっぱりと冷たいものを飲みたい時におすすめ。
子どもたちのお気に入り
- かき氷シロップ:かき氷機があればぜひシロップに。夏の無添加ひんやりツイーツになりますね!
- 梅シロップゼリー:毎年作る定番おやつ。子どもも大好きですが、来客時のデザートにも。
料理にも
- 酢の物・ピクルスの甘みに。
- ドレッシングに混ぜても美味しい!

詳しいアレンジレシピはこちら
▶︎ 近日公開予定
よくある質問
まとめ|季節の手仕事が、暮らしを豊かにしてくれる

梅シロップは、特別な道具や難しい工程がなくても始められる、いちばん気軽な「季節の手仕事」です。忙しい毎日の中でも、ほんの少し手をかけるだけで、季節を感じる時間が生まれます。
30代・40代になると、仕事も家事も育児も、毎日があっという間に過ぎていきます。気づいたら真夏になっていた、なんてこともありますよね。
でも、おうちで梅シロップを仕込むと、「あ、これから夏本番が来るんだな」と少し立ち止まって季節を感じることができる。
簡単に作れて美味しい、ただそれだけではない魅力があるから、梅仕事が好き。
あれもこれも全部手作りしなくていい。季節のイベント全部を頑張らなくていい。
でも梅シロップくらいなら。
きっと子どもがいても、子どもと一緒にできる。
そして、一緒に作った体験が記憶と思い出の味になっていく。
そんな小さな手仕事が、忙しい暮らしの中に「季節を感じる余白」を作ってくれる。
それってすごく素敵な循環だと思いませんか?
子どもたちが大人になった時、ふと梅シロップのことを思い出してくれたら。そしてまた、自分の子どもと一緒に梅を仕込む日が来たら——そんな日を密かに楽しみにしています。

↓パルシステムを始めたことで、子どもと一緒に発酵や手仕事を楽しむようになりました。

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